ひーりんぐ　ステーション　真南～まな～

私ってどこ？

鏡を覗くとそこに映り見えるのは…私の身体さん。

ねぇ、私は、どこにいるの？

鏡に映った私を何故私ってわかるの？

映って見えるのは私の身体さんだけなのに…。

何故、わかるの？　私。
　　　　　？
　　　　　？
　　　　　？
　　　　　？
　　　　　？
　　　　　？
そうか、私は私の身体さんといつも一緒にいるけど…目には見えないだけなんだね。

なぁ～んだ、私って、最初から見えないものだったんだ。

お母さんのお腹の中にいる時に見えるのも私の身体さんだけ。

生まれた時も今も、見えるのは身体さんだけ。

死んだ時も、私の身体さんが焼かれちゃって灰になって身体さんという形は見えなくなる。

んっ？なんか変だよ。

死ぬって亡くなること。見えなくなること。居なくなること。

私の身体さんは今見えているけど…私は最初から見えていない！よね。

だったら、私が死ぬってことも生まれるってことも見える身体さんだけの話しってこと!?

私は、最初から生まれたり死んだりしないってこと!?
　　　　　？　
　　　　　？　
　　　　　？
　　　　　？
そっかぁ、そうだったんだ

私は、ず～っと私のままなんだね。

どこにも行かないで、ず～っと、ここにいるんだね。

じゃあ、身体さんは何であるの？

私がここにいることをなぜわかるのか……………

あっ、わかったぞ～！私ってことがわかるのは私の身体さんがあるからなんだ。

でなきゃ、見えない私を他の人がわかる訳ないもん。

そっかぁ、そういうことだったんだね。

私の身体さんは、私が色々体験して楽しむ為に一緒にあるんだ～。

それなら、思いっきり今の身体さんを使って…楽しむぞ～！

次の身体さんはどんな身体さんなのかなぁ？

まっ、それも後での楽しみに取っておくかぁ(笑)